市場連動型電気料金に必要な30分値とJEPX価格

市場連動型は、1か月の合計使用量だけでは正確な料金を再計算できません。同じ300kWhでも、電気を使った30分枠が異なれば市場連動部分が変わります。

判断基準

データ 確認先 確認点
30分ごとの使用電力量 契約先の会員画面など 日時、単位、欠損の有無
同じ30分のエリアプライス 日本卸電力取引所「スポット市場取引結果」 供給エリア、受渡日、時間帯
固定従量料金・調整式 各社の料金定義書 税込区分、適用日
再エネ賦課金 資源エネルギー庁の年度単価 適用期間
割引 各社の適用条件 資格と適用開始日

月平均市場価格だけを全使用量へ掛けた値は、実際の使用時間帯を再現しません。

計算・一次情報

リボングリーンの変動従量料金は、30分ごとの使用電力量に同時間帯の日本卸電力取引所のエリアプライスを適用して合算します。これとは別に地域別の固定従量料金と再エネ賦課金があり、条件を満たす割引だけを反映します。

市場連動部分
= Σ(各30分の使用電力量 × 同じ30分のJEPXエリアプライス)

シン・エナジーの電源調達調整は、JEPX価格を参照しますが、リボンと同じ式ではありません。各社の公式定義書に従い、異なる調整方式を単一の計算式へ置き換えないことが必要です。

確認手順

  1. 比較対象期間と供給エリアを固定します。
  2. 利用者の30分使用量を取得し、日時と単位を確認します。
  3. 同期間・同エリアの30分市場価格を取得します。
  4. 日時を一致させて30分ごとに乗算し、対象期間分を合計します。
  5. 各社の定義書に従い、固定従量料金、賦課金、対象となる割引を加減します。
  6. 欠損した30分値がある場合は推測で補わず、再取得または事業者への確認を行います。

未確認事項

市場価格の参照方法、損失率や手数料を含む計算式、固定料金はプランごとに異なります。利用者の30分使用量と対象期間の公式市場データがない状態では、月額・節約額・最安順位を確定できません。将来の市場価格も予測値を実績値として扱わないでください。

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